
普段の日常生活の中で紙をびりっと裂く時、約束を守らない時、記録を塗り替える時、これまでのやり方を打破する時に日本語では色々なものを「破る」と言う表現します。
この表現を英語ではどのように言えばいいのでしょうか?
今回のBlogは色々なものを「破る」時の英語フレーズを紹介します。

目次
紙を破る時のフレーズ
I accidentally tore the papers.
間違って書類を破いちゃった。
“tear”は「破る」「引き裂く」という意味の動詞です。過去形は”tore”、過去分詞形は”torn”です。
”accidentally”は「間違って~してしまった」「思わず~してしまった」というニュアンスを出せる副詞です。

I accidentally tore the News papers.
(間違って新聞を破いちゃった。)
No problem. I have spare News papers.
(問題ないよ。予備の書類持ってるから。)
I ripped open the envelope.
封筒を破って開けた。
“rip”は「(ぴりっと)切り裂く」「引き裂く」という意味です。
”rip”の後に補語である”open”を付けると、「破って開いた状態にする」「裂いて開封する」と言えます。
Do you need my paper knife?
(私のペーパーナイフいる?)
That’s fine. I ripped open the envelope.
(大丈夫。封筒を破って開けたから。)

Make sure to shred anything containing personal information.
個人情報を含むものは全てシュレッダーにかけるようにしてください。
“shred”は「ずたずたに裂く」「細かく刻む」という意味です。
「シュレッダー」は、この”shred”の持っている意味を元に生まれた言葉ですので「シュレッダーにかける」という動作も”shred”で表現できます。
Make sure to shred anything containing personal information.
(個人情報を含むものは全てシュレッダーにかけるようにしてください。)
That’s noted.
(了解しました。)

色々なものを破る時
If you break your promise again, I’ll never trust you.
もしまた約束を破ったら二度と君を信じないよ★
“break one’s promise”は「(誰々が)約束を破る」という意味です。
If you break your promise again, I’ll never trust you.
(もしまた約束を破ったら二度と君を信じないからな。)
I’m so sorry. I’ll never let you down.
(本当にごめん。もう絶対にがっかりさせないから。)

I can’t believe that She broke her word.
彼女が約束を破るなんて信じられへん★
“break one’s word”も「(誰々が)約束を破る」という意味です。
“word”は「言葉」という意味ですが”one’s word”とすると「約束」「保証」というニュアンスになります★
I can’t believe that She broke her word.
(彼女が約束を破るなんて信じられへん。)
Yeah. I haven’t sorted out my feelings yet.
(うん。まだ気持ちの整理がついてへん。)
I think he can break the world record.
彼なら世界記録を破れると思う。
“break a record”で「記録を破る」という意味です。
I think he can break the world record.
(彼なら世界記録を破れると思う。)
I think so, too. He’s in the zone.
(私もそう思うよ。彼すごく調子いいもんね。)

I want to beat his record.
彼の記録を破りたい。
“beat a record”も「記録を破る」という英語です。
“beat”には、相手を負かすという意味合いがありますので、立ちはだかる記録を破って打ち負かすというニュアンスです。
Why can you keep practicing so hard?
(なんでそんなに厳しい練習を続けられるの?)
I want to beat his record.
(彼の記録を破りたいんだ。)
Rules are meant to be broken.
ルールは破るためにある★
ルールを「破る」の英語表現も”break”を使います。“be meant to ~”は「(最初から)~であることを意図されている」「~する運命にある」という意味なので、”be meant to be broken”で「破られる運命にある」というニュアンスになります。
Hey, that’s against the rules.
(おい、それはルール違反やぞ。)
Come on. Rules are meant to be broken.
(ルールは破るためにあるのさ。)

I want to come out of my shell.
自分の殻を破りたいんだ。
“come out of my shell”は「自分の殻を破る」という意味です。“come out of~”は「~から出る」、”shell”は「殻」という意味ですので「自分の殻から出る」=「自分の殻を破る」となります。
I think your hair style has changed. What happened to you?
(髪型が変わったよね。どうしたの?)
I want to come out of my shell.
(自分の殻を破りたいねん。)

He broke the mold.
彼は従来の型を打ち破った。
“break the mold”は「型を破る」という意味です。
”mold”は「型」という意味ですが従来の慣習や古い型に囚われないポジティブなニュアンスで使われることの多い表現なので「従来の型」と訳してます。
He broke the mold and showed us a better way.
(彼は従来の型を打ち破って、より良いやり方を示してくれたよ。)
Yeah. He made our work more efficient.
(そうだね。彼は我々の仕事をより効率的にしてくれたね。)
いかがでしたか?
今回のBlogでは色々なものを「破る」時の英語フレーズを紹介しましたし色々なシチュエーションで使える表現ですので、ぜひ覚えて実践してみてくださいね!
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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