
“shame” 「恥」という単語。ご存知でしょうか?
「恥」を指す単語だと日常会話では使う機会が多くはないかもしれません。
“shame” ですが、実は他の意味もあり日常会話でよく使われるフレーズです。確かに自分自身も使いますし日常英会話で使われてます。
今回のBlogは“shame” の使い方について紹介します。

目次
“shame” って?
「shame=恥」という意味で使う場合★
- Shame on you!
恥を知れ! - He felt shame for his lies.
彼は自分の噓を恥ずかしく思った
道徳に反することやバカなことをしたときの「恥ずかしさ」や「罪悪感」をあらわすときに表現します。 “ashamed” という形容詞もよく使われ“be ashamed” と “feel shame” は両者とも同じ「恥ずかしい」という意味になります。
“shame” は自分がしたことを「恥じる」という意味の「恥ずかしさ」。人前でスピーチするときに顔が赤くなるような「恥ずかしさ」に “shame” を使いません。
その場合 “be embarrassed” を使いますが、日本語に訳すと同じ「恥ずかしい」になるため“shame=恥” と覚えている方もいるかもです。

“That’s a shame!” とは?
Are you going to the dinner tonight?
今夜のディナーいく?
No. I think I’ll pass. I have a bad cough today.
ごめん、パスするわ。今日は咳がひどいねん。
Oh, that’s a shame!
あら、それは残念だね。
この “That’s a shame.” は「恥だね」ではなく、「残念だね」の意味に変わります。
“Shame” には「恥」以外にも「残念なこと」という意味もあり、ガッカリする時や大変だなと思うことを表現するときによく使います。
“shame”「残念だ」の使い回し★
“shame” を使った「残念だ」には、“That’s a shame!”の他にもいくつかの言い回しがあります。
- What a shame!
「残念だね」
も全く同じように使えます。また、“What a shame that 〜” や “It’s a shame that 〜”、“It’s such a shame that 〜” を使えば「〜なのは残念だ」という文章を作れます。
- What a shame that you couldn’t make it.
「来れなくて残念だったね」 - I really loved the Couple. It’s a shame that they broke up.
「このカップル大好きだったのに、別れてしまって残念だよ。」 - It’s such a shame that hair salon has closed.
「あそこの美容室が閉店しちゃって残念やわ。」
「恥」という意味で使われる “shame” には “a” は付かないですが、「残念だ」という意味で使う場合は必ず “a” をつけて “a shame” になるのを忘れないでくださいね★

“pity”「残念だ」のフレーズ★
“What a shame!” と “That’s a shame!” は “shame” を “pity” に置き換えても同じ意味です。
- What a pity!
- That’s a pity!
“pity” とは “shame” と同じ「残念なこと」同じくガッカリしたり残念に感じたときに使います。
- What a pity that you didn’t ask for help sooner.
もっと早く助けを求めてくれなくて残念だわ - It’s a pity that you have to go back Japan tomorrow.
君が明日日本に帰国しなくちゃいけないの残念やわ。
*“pity” の場合も必ず “a” が入って “a pity” となります。

その他の「残念だ」「ガッカリだ」
“shame” と “pity” を使った表現以外にもたくさん「残念だ」や「ガッカリだ」をあらわす英語フレーズがありますよ。
- I’m disappointed in you.
君にはガッカリだよ - It’s regrettable that we had to dismiss 100 people
100人を解雇しなくてはいけないことを残念に思います - I’m sorry I coudn’t give you call yesterday.
昨日は電話できなくて残念でした - It’s too bad that you can’t come to the reunion.
あなたが同窓会に来れないとは残念やで。
- It is unfortunate that Steve lost his own buisiness.
スティーブが彼のビジネスを失ったのは残念なことだ - I lost my cell phone somewhere..
ケータイをどっかでなくしたんだ
That’s a bummer!
そりゃガッカリやね(※スラング)
“shame”、“pity”、“too bad” や “bummer” はちょっとした軽い「残念やわ」を表現する場合に使うのに対して、“disappointed”、”regrettable”、”sorry”はもっと感情が込もった「残念だ」になりシリアスなシチュエーションで使われます。

いかがでしたでしょうか?
“That’s/What a shame!” は、会話の相づちとしても便利なフレーズです。色々使い回しがきくフレーズなのがお分かり頂けたかと思います。
これまで “shame=恥” という意味しか知らなかった方は今日から色々な言い回しを使ってみてくださいね。
最後まで読んで頂きありがとうございました!

