
普段の生活のなかで何か行き違いが生じた時、勘違いする事なんてことはよくありますよね。友人同士であれビジネスの中であれ起きてしまった場合は、きちんとした相手への説明がしたほうがいいです。
日本語でも言葉の細部に気を遣って話しますが、英語で説明する時に困った方がいるのではないでしょうか?
色々な誤解を生まないためにも、自分の勘違いについて説明するフレーズはとても大切です。今回のBlogでは「勘違い」の英語フレーズを紹介していきますね。

目次
勘違いしていた時に使う英語フレーズ
I’m sorry, I misunderstood.(申し訳ありません、私が誤解していました。)
・I think there has been a misunderstanding.(勘違いがあるように思います。)
・I think she misunderstood what I said.(彼女は私が言ったこと誤解してる気がすんねんけど。)
・I misread the email and thought the meeting was at 7.(メールを読み間違えて、ミーティングが7時だと勘違いしました。)
Misunderstand”は、勘違いしたり誤解したりすることを意味します。どちらかというと、耳で聞いた情報を勘違いした場合に用いられる表現です。明らかにこちらに非がある場合はこのフレーズでお詫びする方が丁寧な感じがします。

”misunderstand”は、「mis-(誤って)+understand(理解する)」で「誤解する」という意味になります。同様の組み立てになっている単語もあります★
mishear/聞き違える
I misheard my boss’ instructions./私は上司の指示を聞き違えてしまいました。
misread:読み違える
I misread the name. /私は名前を読み違えてしまいました。
どれも「mis+〇〇」なので覚えやすいです。

I mixed up the~.(私が~だと勘違いしていました。)
I mixed up the Appointment. /僕がその予約を勘違いしてました。
I always mix up the spelling of last names.
いつもラストネームのスペルを混同する。
Please don’t mix up the date of our meeting.
ミーティングの日付を混同しないでください。
少しカジュアルな言い方です。「〇〇と△△が頭の中でごちゃごちゃになって・・・」といったニュアンス。
”mix up”で「混乱させる、わけがわからなくさせる」という意味です。

I thought~.(私は~だと思ってました。)
I thought I booked my hair cut Appointment at 2:00. But it’s tomorrow. /今日の2時にヘアカットの予約したはずなんやけど。 でも明日だったんすね。
Apparently I misread your text. I thought you come here today. /どうやら,君からのテキストを読み間違えてたみたいやな。俺は君が今日来ると思ってたんや。
・They’re closed! I thought they were open 24/7.(あれ、閉まっている!24時間営業だと勘違いしてたよ。)

・What? She’s your mom? I thought you guys were sisters.(え?彼女はあなたの母親なの?姉妹だと勘違いしてた。)
・I totally screwed up. I thought my girlfriend’s birthday was tomorrow. She’s going to kill me.(やってもうた!彼女の誕生日を明日だと勘違いしてたわ。彼女にしばかれるわ・・・)
「お互いの認識が異なっただけであって、どちらにも落ち度は無い」と感じる場合や、「むしろ先方が勘違いしていたのでは?」という場合は、このように自分が認識していたことをダイレクトに伝えるのも一つの方法です。
「私は~だと思っていました。」といった形で結果的に誤解を解くことが出来ます。

I was under the impression that~./私はてっきり~だと思っていました。
・I was under the impression that he was rich.(てっきり、彼はお金持ちだと思っていました。)
・I was under the wrong impression. I thought you were going to pick them up.(勘違いしてたよ。あなたが彼らを迎えに行くと思ってた。)
・I was under the impression that she was moving to Canada.(てっきり、彼女はカナダに引っ越すんやと思ってたわ〜。)
“Impression”は「印象」を意味することから“Be under the impression”と表現することで「〜だと思い込む」を意味します。特に根拠もなく何かを勝手に信じたり、誤った思い込みを持つニュアンスが含まれます。

「てっきり」という言葉からも分かるように、「そう思わざるを得ない事は揃っていて、当然のように~だと思っていました。」というニュアンスで使えます★オブラートに包みながら相手の誤りを指摘するにはうってつけのフレーズなので便利です。
I made a mistake./私が間違っていました。
I’m so sorry for that. I made big mistake. /本当に申し訳ございませんでした。 すごく大きなミスをしてしまいました。
I think you made mistake. / おれは君がミスをしたと思うよ。
こちら側に非があることが明らかになってしまった場合は、まずそれを伝えてお詫びしなあいとです。”make a mistake”「間違いを犯す」はよく使われるフレーズだから覚えておきましょう。
”make a mistake”で「間違いを犯す」という意味になります。

I got it wrong./私が勘違いしていました。
これも、こちら側に非がある場合に使われる表現です。”get it wrong”で「勘違いをする、誤解する」という意味になります。
get:受け取る、入手する wrong:間違った、誤った
「誤って受け取ってしまった(誤解していた)」と述べることで、「勘違いしていました」を表現するフレーズです。
I miss hanging out with you./俺、お前とつるんでた頃が懐かしいよ。
We still hang out. /俺たち今でもよくつるんでるじゃないか。

Oh sure—And hey, don’t get me wrong, I am so happy for you guys. I just…I miss…hanging out…just-just us, y’know?(うーん…、あっでも、勘違いするなよ。お前たちの結婚は心から嬉しく思ってるんだから。ただ俺は…、男同士2人だけでつるんでた頃が懐かしいんだよ。わかるだろ?)
Yeah, I miss that too. I tell you what; from now on we’ll make time to hang out with each other. /ああ、俺も懐かしいよ。そうだ、これからは男だけでつるむ時間を作るようにしようか。

いかがでしたでしょうか?
慣れない英語でコミュニケーションをとっていると、自分の言いたいことが伝わらなかったり、相手の意図することが分からなかったりして、たまにストレスも溜まるかもしれません。 ボク自身もビジネスシーンではネイティブ相手ですから難しい事もあります。
誤解を解く方法を知っているととてもメンタル的に安心です。みなさんも、適切なフレーズで「勘違いしていました!」と伝えられるようにこのBlogで練習してみてください。
最後まで読んで頂きありがとうございました!
