
海外で就職されてる方や学生されてる方、移住されてる方,様々な形で海外生活できる現代では、英語を母国語とする会社や同僚らと酒席を共にする機会が訪れるかもしれません。英語文化の習慣でも、日本と同様に、酒席の前には簡単な挨拶をしたり乾杯をしたりします。急にスピーチを求められても焦らないように、Partyなどで使える英語表現を覚えておけばきっと役立ちます★
今回のBlogは乾杯英語フレーズと乾杯時に行う英語のスピーチについて紹介します★
前回のBlogも是非チェックしてみてください!
目次
乾杯を表す英語フレーズ★
Cheers!
最も一般的な乾杯です。カジュアルな飲み会であればみんなのグラスが揃ったところで声を掛け。ややフォーマルな席でスピーチを頼まれた場合も、スピーチをしてから最後に「Cheers!」とグラスを上げる感じでいいです。

Toast!
「Toast!」と言って乾杯します。乾杯のフレーズにはよく使われますが、一つの単語だけで使う場合は「Cheers!」のほうが一般的★「toast」は単数形で使います。

乾杯するときの英語フレーズ★
Let’s make a toast./乾杯しましょう。
「toast」は文章の中に入れて使われるほうが多い単語です。フォーマルにもカジュアルにもいけます。単語の前に「a」を入れるのを忘れないようにしましょう。「a」がないと、パンを焼いてトーストを作るという意味になって気まずいことになるかもです(笑)
Bottoms up!/飲み干して!
ショットグラスで乾杯するときによく使われます。「Cheers!Bottoms up!」などと合わせて使われることも一般的です。フォーマルな席には向かないフレーズかも。会社内や仲間内などの飲み会でのノリではいいです★
Cheers to XXX!/XXXに乾杯!
「to」を使って「XXXに乾杯!」という表現を作ります。結婚式ならXXXのところに「the happy couple」として「幸せなお二人に乾杯!」、人の名前を入れれば「XXXさんに乾杯!」

Here’s to you ! /君に乾杯!
「Cheers to (人の名前)!」と同じ意味になります。「you」を「us」にして、「私たち(の成功、将来)に乾杯!」として使えます★
Raise a glass./グラスを上げてください
フォーマルな席でも使える表現です。みんながグラスを上げるまで待ってから、「Cheers!」などと続けるのが一般的★

職場の乾杯で使える英会話フレーズ★
歓迎会や祝い事など会社行事の酒席で使える乾杯のフレーズを紹介★突然、乾杯の音頭を頼まれたときに慌てないためにも、覚えておきましょう★
乾杯を頼まれた時のフレーズ★
スピーチを始めるときやお知らせがあるときに使えるフレーズです。カジュアルな場でもフォーマルな席でも、会場がざわざわしているときに使えます。
Could I have everyone’s attention?/皆さん、ご注目いただけますか?
Thank you very much for coming today.(本日はお越しいただきまして、ありがとうございます)
We are gathered here together.(皆さん、お揃いですね)
新入社員の歓迎会なら、ここで一言触れましょう★
Today we have good reason to celebrate. XX, e-commerce specialist is joining our team.(今日はお祝いをする良い理由があります。EコマースのスペシャリストであるXXさんが入社しました)

I’m pleased to introduce the newest member of our team, XX. (新しい仲間、XXさんを紹介します)
前フリのあとは乾杯の音頭です。
Let’s drink to a bright future./明るい未来へ乾杯しましょう
May I ask you to join me in a toast to success, good health, and an another amazing year ahead!/成功と健康、来るべき素晴らしい年に向けて、私と共に乾杯してください!
「An another amazing year ahead」は、4月や9月、新年など、会社の年度の区切りが良いときに使うとOk★

乾杯を依頼する時の英語フレーズ★
自分が率先して乾杯の音頭を取るより、Boss や先輩らに頼んだほうがいいシチュエーションもあります★誰かに乾杯をお願いするときは、ほぼ決まった英語フレーズがあります★

Mr.yuuki , will you make a toast?/ユーキさん、乾杯の音頭をお願いできますか?
会社の同僚や上司などに乾杯の音頭を頼むときに使える丁寧な依頼です。ほぼ定型の英語フレーズなので覚えましょう★
May I ask you to propose a toast?/乾杯の音頭をお願いできますでしょうか?
会社の幹部クラスや同席した取引先などにお願いしたいときに使える丁寧な依頼です。「make a toast」ではなく「propose」(プロポーズ、提案する)を使うと丁寧です★
Mr. Yuuki, would you please lead us in a toast?(ユーキさん、乾杯の音頭をお願いします)
この例文も丁寧な言い方です。「lead us」の直訳は「導いてもらえますか?」という意味で、「乾杯のご発声を」という意味です★
乾杯の掛け声をほかの人に任せるときは次のように引き継ぎます。
Let me ask Mr. Yuuki to join us for a toast!Please come up on the stage, Mr. Yuuki!/ユーキ氏に乾杯の音頭をお願いしようと思います。ユーキさん、ステージに上がってください!
ステージに誰かを呼び込むときは「come up on the stage」、前に出てきてほしいときは(come up to the front) 後半は「Mr. Yuuki, please!」だけでもOKです★
カジュアルな社内の歓迎会で砕けた雰囲気で行きたいときは、次のような英語フレーズで場を盛り上げましょう。
Let’s not stand on ceremony tonight./今夜は無礼講で行きましょう
Let’s just have a good time./楽しいひと時を過ごしましょう
乾杯のスピーチを頼まれた時★
事前にスピーチを頼まれたら、あらかじめ言いたいことをまとめ、繰り返し練習しておくことが大切です。メモを見なくてもスラスラと言えるくらいにしておけばperfectです。

スピーチを作る時★
スピーチは1分から3分くらいでまとめます。英語のスピーチは3部構成が基本で、導入(introduction)、中身(body)、結論(conclusion)となります。
3分間スピーチの場合は、導入30秒、中身2分、結論30秒程度の割合が一般的です。ただし、3分間というと聴衆の中には長く感じる人もいますので、慣れないうちは1分間スピーチでもいいです★
具体的な流れは、まず必要最低限の自己紹介(部署と役職など)から始め、乾杯の趣旨を「導入」で述べます。「中身」ではエピソードや抱負、「結論」で前向きな言葉とともに乾杯の挨拶を入れます。
エピソードは場の趣旨によって変わりますが、どのような場でも謙虚すぎる言葉を並べたり、マイナスの印象を与えたりする内容はナシにしましょう。特に、歓迎されている側であれば、日本風の「勉強させていただく」「まだまだ勉強不足ですが」などの言葉は自信がないと受け取られてしまう可能性があり日本人特有の自分を卑下する表現は効果的ではないです★
また、スピーチ文を作成したら声に出して読んでみましょう。声に出すと発音に自信がない単語がわかります。スピーチが長くなりそうなときは、必要に応じてカンペを用意するのもありです★

スピーチに使える英会話フレーズ★
Let me introduce myself./自己紹介をさせてください
My name is yuuki. I’m the manager of the Sales Department.私の名前はユーキです。営業部長です
自分の役職を説明するときは、「I’m the 役職 of the 部署名.」となります。
Thank you for making time in your busy schedule./お忙しい中、お集まりいただき誠にありがとうございます
まずは「Thank you」と伝えることが礼儀です。自分が歓迎されている場合は「Thank you so much for welcoming me today.」(本日は歓迎いただき、ありがとうございます)など★
I’m really excited to work with you.(みなさんと一緒に働けることをうれしく思います)
「work with you」はややカジュアルな言い回しです。堅めにしたいときは、「I’m really excited to be a part of the team.」などがformal wayです★
結論では、締めとして抱負や将来の展望などを伝えます。
I appreciate it if you guys could give me any advice or support. (アドバイスとサポートをよろしくお願いします)
日本語ではご指導・ご鞭撻となりますが、英語ではあくまで対等な立場★
We are all excited to have you on board and look forward to your successes here at YYY Company.(あなたを私たちの会社に迎えられてうれしく思います。YYY社でのあなたの成功を楽しみにしています)
歓迎している立場からの例文です。「on board」は船に乗るという語源から、同じ会社や仲間になったという意味★

送別会やWedding、Partyなどでの乾杯★
送別会
送別会と言っても、お世話になった人へとメッセージ、はなむけの言葉などシーンは様々★
Congratulation on graduating. May success always find you.
(卒業おめでとうございます。常に成功があなたのそばにありますように。)
卒業式でのはなむけの挨拶に使えるフレーズです。「on」は前置詞ですので、後ろには名詞を置きましょう。「may」は「祈願文」という形で、祈りや願いを含む表現で使うことができます。

It is sad to see you leave. We wish you all the best for the future!/あなたが会社を去ることは悲しいです。未来に幸福のあることを願っています!
学校ではなく会社での送別会で使えるフレーズです。「wish」 は後ろに目的語を2つ伴い、「?の…を願う」という形で用います。

Wedding
披露宴においても、少し形式的なあいさつから、景気付けの発声など様々なフレーズがあります。
Congratulations on your Wedding!/結婚おめでとうございます!
Best wishes for your life together. /2人の人生の幸運を祈って。
Best wishes to both of you on your special day. /結婚おめでとう!
Best wishes on this wonderful Journey, as you build you new lives together. /一緒に人生を歩むというこの素晴らしい旅のご多幸を祈ります。
Wishing you many years of joy and happiness!
(お2人の喜びと幸福いっぱいの結婚生活をお祈りしています!)
お祝いのメッセージですね。ここでも「wish」を用いていますが、他にもBest wishes for your marriage.
(結婚おめでとう!)というシンプルな形で用いることもできます。

Party
懇親会と言えども形式は様々ですが、目上の人、同僚、家族など、相手に応じた言葉遣いが求められたりします★
I’m so happy to see so many people coming to the party.
(たくさんの方にお越しいただきとても嬉しいです。)
はじめの挨拶として適切な表現です。お越しいただいた方々に感謝し、楽しい場のスタートにふさわしい雰囲気をつくりましょう。
Welcome to our party tonight. Now it’s time to start the party. I hope you will enjoy this special night.
今日はようこそパーティーへいらっしゃいました。それではお時間です。今夜は楽しみましょう。
乾杯の音頭を取るようなシチュエーションは多くの場合、祝い事があるときなので、英語の文法の正確さを必要以上に気にするよりも、場を盛り上げる明るさやノリのほうが重要かなと思います★
僕自身は未だにこのようなシチュエーションは得意ではありませんが行けばそれなりに楽しいし英語の勉強になってました★
緊張感のあるミーティングのような席とは異なり、リラックスした砕けた場ですから、乾杯後は緊張せず、積極的に参加して良い人間関係が築けるように、楽しくコミュニケーションとりその瞬間をenjoy しましょう★
最後まで読んでいただきありがとうございました!