
普段の日常会話で何か選択肢がある時や相手に選択を迫られた時に「どっちでもいいよ」や「どっちでも大丈夫」と伝えたい時、英語であなたは何と言いますか?
色んな表現がありますが、英語初心者が言ってしまいがちなのが「I don’t care.」です。その表現は、ネガティブな意味があり人によっては失礼に聞こえてしまうことが多いと知っていましたか?

僕自身も最初は気を付けず使ってたと思います。
今回のBlogでは「どっちでもいいよ(どっちでも大丈夫)」と伝えたい時どんな表現をするのか紹介します。
「どうでもええねん」など、「I don’t care.」のようにネガティブに聞こえてしまうそう、注意したい表現もまとめます★

目次
Either is fine.で/どっちでもいいよ..
「Either is fine.」は、2つの選択肢で「どちらがいい?」と聞かれた時に、「どちらでもいいよ」と答える一般的な表現。
「either(イーザー)」は2個ある選択肢のうちの「どちらか一方」または、「どちらの~でも」という意味です。
そのため3個以上選択肢がある場合にはこの表現は使えないです。
Do you take debit card or credit card?/デビットカードかクレジットカード使えるかな?
Yes, either way is okay. /どっちも大丈夫ですよ。
Either is OK.
Either is good.
Either one is fine.

It doesn’t matter./どっちでもいいよ..
It doesn’t matter.
この表現は2つの選択肢でも、3つの選択肢でも使えて、ネイティブがかなりよく使う英語フレーズですよ。
Which one would you like?coffee or tea or water?/コーヒー、お茶、水、どれがいいですか?
Well.. It doesn’t matter. /うーん、何でもいいっすよ。
「matter(マター)」は「問題である」や「違いがある」という意味で、否定形なので「問題ではない」「大きな差はない」「どっちでもいい」という意味。

It’s up to you./どっちでもいいよ..
「It’s up to you.」は「あなた次第です」や「あなたに任せますよ」となります。
相手に決定権をゆだねることで「私はどちらでもいい」という意味です。
What are you feeling like to eat tonight?/今夜は何を食べたいの?
It’s up to you. /まかせるよ。
カジュアルな表現なので、友達同士や家族などでよく使うフレーズです。これは2つ以上の選択肢でも使えます。

It makes no difference./どっちでもいいよ..
「It makes no difference.」は「どれも違いはないよ」という意味★
I’m wondering which coat I should buy on Boxing day. /どっちのコートを買おうか考えてるんだよね。
I think it makes no difference. /どれも違いはない気がするけどな。
2つの選択肢でも、それ以上でも使える表現です。
「どっちを選んでも結果かわらない」という意味なので、言い方によって「どれを選んでも大丈夫だよ」という意味にもなるし、「別にどっちでもいいよ、そんなこと」というニュアンスになります★
「私にはどちらでもかわらない」という意味で「to me」をつけて、「It makes no difference to me.」と言っても大丈夫★

Both sound good/どっちでもいいよ..
「Both sound good.」は両方ともいいですねの意味です。
So far I’m planing to visit paris or london next year. /今のところ、来年はパリかロンドンに行こか思てるねん。
Both sounds good. /両方よさげやな。

Anything will be fine./どっちでもいいよ..
「Anything will be fine.」は「どれでもいいですよ」や「何でもいいですよ」です★
You and I going to Japan this summer, but it’s gonna be really hot over there. Is that okay for you? /君と俺はこの夏は日本に行くけどホンマに向こうは暑い。大丈夫かいな?
No, problem. Anything will be fine. /大丈夫や、なんでもええしな。
「Anything is fine.」でもokay.
選択肢が提示されていなくても、基本的に何でも構わないというニュアンスを伝えることができます。
カジュアルすぎず、またビジネス英会話でも使えるので、覚えておくと便利なフレーズです。

どちらでもいいのネガティブな英語表現
今までご紹介した、ニュートラルの「どちらでもいいよ」以外にニュアンスやいい方に注意したい「どちらでもいいよ」の表現があります。
「I don’t care.」でネガティブなどっちでもいい..
「I don’t care.」は、英語初心者がよく間違えて使ってしまいがちな表現★
Do you think which dress suit me as well? this red one or white one?/どっちのドレスがよく似合うと思う?この赤か白で。
I don’t care. You can choose whatever you want. /なんでもよくね、 自分が好きなもんえらべばいいやん。

基本的にこの表現は「私は興味がない」や「重要ではない」みたいな意味です。
場面やいい方によっては、「そんなこと、どうでもいいじゃん」、「私にとってはどうでもいいことだから勝手にして」と言っているように聞こえてしまうことがあるので気を付けましょう。
あまり関係性がない人や目上の人は使わないほうがいい英語フレーズです。
身内とか友達同士で軽く「なんでもいいんじゃない」という意味で使うことはありますが、この一言だけだと誤解されやすいです。「あなたに任せる(It is up to you.)」など、何か一言加えたほうがマシです。

I can’t decide.でネガティブなどっちでもいい..
「I can’t decide.」は、「決められません」という意味で、これは日本人が言ってしまいがちな英語フレーズです。
Where do you wanna go this weekend?/週末どこにいきたい?
There are so many places I wanna go. So I can’t decide. It’s up to you. /めっちゃ行きたいとこあるねんけど、決められへんわ。君にまかせるで。
英語圏では、自分の意見を言えない人、自分で決められない人は能力がない、面白くないと思われてしまうことが無きにしも非ずなので、しっかり意思表示と自己主張ができたほうが絶対にいいです★

Whateverでネガティブなどっちでもいい..
「Whatever.」「どれでも」ですが、これ一言だけだと「どうでもいい」という投げやりな感じがあります。
Hey, I wanna watch that movie today. /ねぇ、今日はこの英語を観たいよ!
Whatever./なんでもいいけど..
Okay, you can watch any movie what ever you like. /わかった。 君の観たいものみればいいんだよ。
「Whatever you like.」や「Whatever you want.」など、「あなたの好きなものならなんでも」と表現すると相手に誤解を与えにくくなります。
この表現も、言い方のイントネーションによって嫌みに聞こえることもあるかもなので気を付けましょう。
2つの選択肢で聞かれているときは「whichever(ウィッチエヴァー)」、場所を聞かれているときは「wherever(ウェアレヴァー)」、時間や時期を聞かれている時は「whenever(ウェネヴァー)」と引用できますよ★

いかがでしたでしょうか?日本語の「どっちでもいいよ」のように、英語でも同じ表現でポジティブとネガティブな意味があるのでシチュエーションや話すイントネーションで意味合いがかわってしまいます。
顏の表情や声のトーンなどで使い分けますが、経験上はじめは難しく感じるかもしれませんし、友人や恋人などに素っ気ないと誤解されたりとかた気まずい状況ができたりしたこともありました。まあ、それもいい学びになるもんです。
だから最初のうちは、「Both sound good to me.」や「Anything will be fine.」など、ニュートラルやポジティブな英語フレーズを使うと誤解を与えにくいので無難に実践してみて徐々に他のフレーズも引用していきましよ!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
