
海外生活や海外旅行で最初はレストランでのやり取りは緊張するものです。オーダーや最後の支払いまで日本とは違いがありますから。
「英語でオーダーやお会計を上手く済ませられるか心配で入りにくい」海外で食事をした人が経験するエピソードです。僕自身もカナダに住み始めた頃、1人でレストランは最初は入れませんでした。
飲食店などによって接客方法はさまざまです。特にサーバーへのお会計の頼み方やチップの金額と払い方、支払いの手順などは日本と違うので慣れないうちは緊張してしまうのも仕方ないです★
でも緊張のあまり食事ができないようでは、外国旅行がenjoyできません。せっかくの観光を楽しむためにも、お会計をする際のポイントや英語フレーズ勉強方法をこのBlogで覚えましょう!
この初心者英語勉強Blogでは、ビジネスでの会食や友人との食事など、英語圏でお会計をする時に役立つ、英会話フレーズとお会計の際のポイントについて紹介します★

英会話初心者でも十分に覚えられる簡単英語フレーズなので、ネイティブの店員とコミュニケーションを取る際に気軽に使ってみてください★
英語フレーズをマスターする前に、外国のレストランでの基本的なマナー紹介します。日本人が戸惑いがちな、英語での数字の読み方も同時に。
目次
英語圏でお会計をする時★
海外で食事をする際、多くの日本人が戸惑うかもしれないのが会計をする場所です。きほんにレジでの会計が多い日本と違って、アメリカやカナダのレストランではテーブルでの会計がほとんどですね。
各テーブルに担当のサーバーが付いていることが多いため、通常は席に案内された後、メニューの手渡しから料理の注文、会計まで一緒の担当者が対応するのがスタンダードです★

海外ではクレジットカードやDebit cardでの支払いが日本以上に普通です。てかCash払いはかなり珍しいかもです。 キャッシュレス化が進んでるのもありますが僕自身も普段キャッシュや財布は持ってないです。基本はクレジットカードとDebit cardの2枚のみで生活できます。
テーブルごとの合計金額分を支払う際はもちろん、複数で食事した時に別々にお会計をする場合でも、クレジットカードを個別に使えます★

TIPを支払う時★
北米やヨーロッパをはじめ、多くの国では買い物やサービスを利用した時にチップを渡す習慣があります。チップはサービスに対して支払うものです。基本的にサーバーには必ず支払うことが普通で、相当サービスレベルが低い人以外にはTipあげましょう。「サービスは無料」という日本の感覚のまま、うっかりチップを付け忘れると「マナーを知らない」と思われてしまいますし,serverによっては怒るかもしれません。気を付けましょう。僕自身もクライアントからTipを頂きますが一部の日本人やアジア人の方はこの習慣が出来てない方がいたりします★
チップの相場は、税抜額の平均10~20%とされていますが、国や地域で違うでしょうね。商品の値段を基準とするのではなく、「おつり」の小銭をチップとして渡す場合もあります。”keep the change”と言えばいいです。
一般的なチップの英語表記は「tip」です。ほかにも「service charge」や「gratuity」がチップの意味で使われるので、この3種類の用語を覚えておけばよいです★
数字を読む時★
レストランで食事をする時やショッピングをする時には、金額を正しく把握しなきゃ支払いできません。
金額を読むには、数字の桁と読み方のルールに慣れなきゃです。英語で数字を読む際の注意点は、区切りとなる桁の数が日本語とは違います★
日本語の数字の数え方は、一、十、百、千、万(10000)、億(100,000,000)、兆(1,000,000,000,000)と、10,000以降は4桁ごとに単位が変わるため、日本人は4桁で数字を読む感覚が身に付いていますよね?

英語では1000ごとに単位が変わります。数字表記で3桁ごとに「,(カンマ)」が入るのは、英語の単位と連動しているためです。1,000(千)は「thousand」、1,000,000(百万)は「million」、1,000,000,000(十億)は「billion」となります。
1,000円は「thousand yen」です。10,000円は「ten thousand yen」、1,000,000円は(million yen)です。カンマを目印に、単位が変わると思えばokです★

お会計時に使う英語フレーズ/支払い方法★
お会計を伝え、支払いをするときのポイントは決まっています。基本的な接客フレーズで特にお会計時によく使う表現や英語フレーズを事前に覚えてたら大丈夫です★
以下に紹介する英語フレーズはどれも簡単なベーシックフレーズなので丸暗記すれば大丈夫です★
店員にお会計をする★
会計を頼むシーンでよく使われる英会話フレーズは、アメリカ英語とイギリス英語で違いがあります。短いフレーズとして、アメリカでは「Check, please.」、イギリスでは「The bill, please.」がベーシックです。ここでの「check」と「bill」は、どちらも勘定書の事です。請求書の意味を持つ英単語は他にもありますが、レストランでの飲食代の請求として使う英単語はこの2つです★
Check, please. / The bill, please.(お会計をお願いします。)
カジュアルな表現です。命令口調気味の「お会計!」というニュアンスがあり、丁寧さには欠けます。カジュアルなレストランで店員とフランクに話している状況であれば使って問題ないです★
Can I have the billl, please?/お会計をして頂けますか?
Could I have the bill, please?/お会計をして頂けませんか?
Can we get the check , please?/お会計をお願いできます?
Could we have the bill , please.?/お会計をお願いできますか?
Can I have the check?(お会計をお願いできる?)
Could I have the check?(お会計をお願いできますか?)
May I have the check?(お会計をしていただけますか?)
「Can」(ややカジュアル)<「Could」(普通)<「May」(丁寧)という順でフォーマルな言い方になります。助動詞を変えるだけでカジュアルとフォーマルのニュアンスを使い分けられるので、この順番を覚えておくと安心です。

同伴者に自分が支払うと伝える英会話フレーズ★
会食で取引先の相手などに対し、「弊社が支払います」と伝えたいときに使える英語フレーズがあります★
We will take care of the bill.(支払いは弊社にお任せください)
フォーマルな場面で使えます。会社として支払うという意味なので、「We」を使います。個人として支払う場合は、「We」の代わりに「I」に変えるだけ★
I’ll get the bill today.(今日は私がおごります)
It’s on me!(私がおごるよ!)
I’m gonna buy you a beer. /ビールを奢るよ。
Let me buy you coffee.(コーヒーをおごらせてよ。)
友人との食事で自分がおごりたいときなどに使える、カジュアル英語フレーズです★

店員に支払い方法を伝える英語フレーズ★
Separateでお会計する時★
店員のほうから別々かまとめてかを聞かれた場合は、「Will you pay together? (まとめて支払いますか?)」や、「Do you need split checks?(別々に支払いますか?)」と聞かれるので、支払い方を伝えてください。
こっちから別々でお会計をしたい言う場合は以下の英語フレーズで対応しましょう!
Can we get separate checks?(支払いは別々にできますか?)
Excuse me, Could we get Separate bills?/支払いは別々にしてもらえますか?
それぞれが注文したものを別々に支払いたいときに使える英語フレーズです。別会計が可能であれば、勘定書を分けてくれます★
We would like to split the bill.(別々に会計をお願いします)
Can we have split the bill?/割り勘で払えますか?
合計金額を参加人数で割りたい場合は、「split the bill (割り勘)」という英語フレーズを使います。チップも割り勘で支払うことができます。

支払い方法を伝える
「How would you like to pay?(お支払いはいかがなさいますか?)」、または具体的に「Cash or credit card?(現金ですか?クレジットカードですか?)」など、支払い方法を聞かれます★
I’ll pay by credit card.(クレジットカードで支払います)
I’m gonna pay on debit card. /デビットカードで払いますよ。
I’ll pay half of the bill in cash and I’ll pay rest of them by Credit card. /勘定は半分は現金と残りはクレジットカードで払います。
I’d like to pay in cash.(現金で支払いたいのですが)
「I’ll pay」は、支払いの際に使う一般的な表現です。「I’d like to (I would like to)」は希望を伝える丁寧な言い方で、お会計の場面でも使えます★

お会計時の英語表現★
領収書の発行を頼んだり、お釣りの過不足を伝えたりしなければならないケースもたまにあります。
飲食代の領収書が必要な場合、決済前にお店の人に伝えるとスマートです。お会計を依頼する時に、領収書を発行してほしいと伝えましょう。
Can I have the receipt, please?(領収書をもらえますか?)
Could I have the receipt?(領収書をいただけますか?)
I’d like to have the recript. /領収書がほしいのですが。
お会計を依頼する際に使える「Can I~」、「Could I〜」の表現は、領収書の発行を頼みたいときにも使えます。
宛名、但し書きに指定がある場合にはあわせて明確に伝えます★
Could I have a receipt addressed to XXX?(宛名をXXXとして領収書をいただけますでしょうか?)
宛名を指定したい場合には、例文のXXXに会社名や個人名を入れて依頼します。
Could you write payment for meal?(但し書きは食事代としていただけますか?)
会食などの領収書でよく使う但し書きの食事代は、「for meal」や「for dinner」です。

お釣りを受け取る時★
現金で支払いをした場合、「Please make sure your change is correct.」とお釣りについて確認を聞かれます。お釣りを受け取ったら、「Thank you.」とお礼を言ってから、金額を確認します★
The change is 5 dollar short.(お釣りが5ドル足りません)
The change is 10 dollar too much.(お釣りが10ドル多いです)
足りない場合には、「short」、多い場合には「too much」を使って、過不足金額を言いましよう。

正しいマナーと英語フレーズをしっかりマスターしましょう★
レストランでの英会話も、一般的なお会計の流れと接客英会話の基本英会話フレーズさえ覚えておけば全然余裕です。
支払い方法に合わせて必要な英会話フレーズを覚えてとりあえず実践しましょう。取引先との会食など、ビジネスシーンでお会計をする事も人によってはあります。このBlogでは色々英語学習に役立ちそうなインフォメーションを添付してますから是非あなたの英語スキルup活用してみてくださいね!そしてお会計時のフレーズも習得してスマートな会計を目指してみてくださいね!